東日本大震災直後、私たちは「あなたの周りにこんな方がいたら」
これがきっかけとなり、今年1月、内閣府男女共同参画局を事務局
この検討会は3月末に終了し、取りまとめとして国への提言本文と
4月28日までこのガイドライン(案)に対するパブリックコメン
パブリックコメントの詳細についてはこちら(男女共同参画局HPにリンクします)
ガイドライン(案)は三部構成で一部と二部について意見を出しま
なお、ガイドライン案は、パブコメを経て2020年5月末を目途に決定する
災害対応力を強化する女性の視点
~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~(案)
に対するパブリックコメント
DPI女性障害者ネットワーク
第1部
該当箇所2p:「介護が必要な高齢者や障害者を抱える世帯」の「
「災害時には、乳幼児や介助・介護が必要な高齢者や障害者のいる
他にも同様の表現がある場合も含め修正してください。
該当箇所3p:「マイノリティーの立場にある女性が、意志決定の
同じ女性であっても異なる背景を持つ人のニーズには気づかなかっ
高齢、障害、ひとり親家庭、異なる民族等、様々な立場の女性の参
併せて、防災・復興のための研修講師にマイノリティー女性、ある
こうした困難を身をもって感じている当事者女性の参画により、複
該当箇所4p:複合的困難・交差性は大変重要な課題であり、着目
女性の中の多様性に配慮する
男性中心の社会で少数者になりがちな女性は、置かれている状況に
被災者支援においては、世帯構成、年齢、雇用形態、障害・持病の
第2部
該当箇所20p:トイレの課題は生命にかかわる問題となる災害時
意見:トイレの課題はまさに生命に関わる問題。避難所のトイレ、
該当箇所24p:イラストや図を多用し、視覚的に分りやすく伝え
意見:視覚障害者もいるので、「視覚的に」という言葉だけでは足
イラストや図も視覚障害者にはバリアになる場合もある。書き方に
該当箇所26p:年齢別や障害の有無別に把握する際にも、男女別
とが重要
意見:とても重要なポイント。障害分野については性別が捨象され
該当箇所28p:「障害のある女性・・は、同性の介助者を必要と
意見:身体介助については、基本、同性介助であるべき。災害時の
該当箇所36p:要配慮者も、女性と男性のそれぞれがいることか
意見:要配慮者の性別に着目することは重要なことだと思うと同時
性別を含めた、要配慮者個々人のアイデンティティ
該当箇所37p:周りへ迷惑をかけることを恐れたり、避難所の衛
意見:恐れや不安というよりも、アクセスできない、移動できない
気持ちの問
該当箇所43p:子供の安全を守るために、子供の年齢、性別、障
意見:子どもを「わけるため」のデータ収集ではなく、「共に過ご
該当箇所48p:応急仮設住宅の建設にあたっては、バリアフリー
意見:バリアフリー仕様とすることは基本となるが、それだけでは
第3部
便利帳の全体を通して、2019年に発生した新型コロナウイルス
感染症が拡大している時に災害が起きる可能性があるので、感染症
該当箇所P54 持ち物について
年齢や国籍性別障害の有無に関わらず、個人用の除菌シートは備え
スプーンとフォークは宗教に関わらず、持っていると良い。
避難所などに必ず使い捨ての箸や容器があるとも限らないので、何
災害時は、情報を得る事も大切なので携帯電話やスマートフォンな
P55 P57 避難所や仮設住宅などのチェックシートについて
全体的に表現が曖昧で、子供が居る人達もエリアや介助が必要な人
など、留意すべき点は分かるが、具体的なスペースの広さやプライ
P63 電動車椅子使用者や、人工呼吸器など医療的ケアが必要な人達への
障害のある人の中には、電動車椅子や人工呼吸器や必要な人達がい
その様な人達の生活には電気が必須なので、避難所毎に、電動車椅
また、電動車椅子や人工呼吸器などは精密機械の為、多くの人の手