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「今こそ優生手術からの人権回復をめざして 日弁連意見書を生かすために」

日時:2017年3月28日(火)午前11時~12時15分
会場:参議院議員会館 B103 (開場:10時半 会館入口で入館証をお渡しします)
主催:優生手術に対する謝罪を求める会
共催:DPI日本会議 DPI女性障害者ネットワーク SOSHIREN女(わたし)のからだから

日本には「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした優生保護法が1948年から96年までありました。
「不良な子孫」とは障害者を指します。
障害をもつ人には、人工妊娠中絶や優生手術(優生上の理由で行う不妊手術)が行なわれていました。優生手術は、本人の同意を得ることなく、時には強制的に実施されました。
被害者は、公的な統計だけでも16,477人いたことがわかっています。約7割が女性でした。

その一人、飯塚淳子さん(仮名、宮城県在住)は、16歳のときに何も知らされないまま受けた優生手術によって妊娠することができなくなり、苦しい想いを抱いてこられました。
長年にわたり国に謝罪と賠償を求めてきましたが、当時は合法だったとの回答しか得られず、2015年6月23日、日本弁護士連合会に「人権救済申し立て書」を提出しました。

去る2月22日、日本弁護士連合会は「旧優生保護法下において実施された優生思想に基づく優生手術及び人工妊娠中絶に対する補償等の適切な措置を求める意見書」を公表しました。
意見書は触れていませんが、飯塚さんの申立が端緒であると、私たちは認識しています。

意見書は、優生思想に基づく不妊手術と中絶は憲法違反であり、被害者の自己決定権と「性と生殖の健康・権利」を侵害したと指摘し、国に対し、被害者に対する謝罪、補償等の適切な措置を行うよう求めました。
同時に、資料の保全と速やかな実態調査の実施を求めています。
私たちはこの意見書を高く評価します。

優生手術強制に対して、国連の規約人権委員会(1998年、2014年)、女性差別撤廃委員会(2016年)からも、日本政府に被害者への謝罪と賠償が勧告されています。
かつて、優生手術強制の歴史があったドイツ、スウェーデンでも、すでに被害者救済が行われました。
世界の流れを受けて、国は直ちに優生手術の実態解明と被害者救済を行って下さい。
議員の皆さんのご理解と行動を、願ってやみません。

《院内集会 プログラム》
・これまでの経緯:優生手術に対する謝罪を求める会
・日弁連意見書の意味:新里宏二弁護士
・宮城県と宮城県議会への働きかけについて:杉山裕信さん(CILたすけっと)
・飯塚淳子さん(仮名)のお話
・各団体からの発言
出席された議員の皆さんに、随時ご発言をお願いします

《問い合わせ先》
・メール:優生手術に対する謝罪を求める会ccprc79@gmail.com
・Tel/Fax:06-6646-3883 (「ここ・からサロン」気付け)
・〒162-0065 東京都新宿区住吉町3-4 ローゼンハイム505 ジョキ内
「SOSHIREN 女(わたし)のからだから」気付

聴覚障害等でノートテイクが必要な方、
視覚障害があり配布資料を事前にデータで受け取りたい方は、
2017年3月23日(金)までにご連絡ください。
それ以降も、お気軽にご相談ください。

障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!

■2016年7月16日(木)
18:00~20:00
岩手県立大学アイーナキャンパス
女性差別撤廃委員会日本政府審査傍聴&ロビーイング活動報告会in盛岡

■2016年7月3日(日)
北海道札幌市
10:00~12:00
会場:かでる2.7道民活動センタービル
女性差別撤廃委員会日本政府審査傍聴&ロビーイング活動報告会 In 札幌
障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!

■2016年6月14日(火)
愛知県名古屋市
18:00~20:00
会場:AJU自立の家
国連ロビー活動報告会in愛知 障害女性たちがジュネーブに飛んだ!

■2016年6月15日(水)
愛知県名古屋市
13:00~16:30
会場:愛知県(名古屋)名古屋市公会堂 大ホール
部落解放をめざす愛知研修会 ~第40期部落解放講座~女性差別撤廃条約とわたしたち

■2016年6月4日(土)
13:30~16:30
東京都
会場: 戸山サンライズ
女性差別撤廃委員会日本政府審査傍聴&ロビーイング活動報告会 In 東京
障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!

■2016年5月14日(土)
13:30~16:30
東京都
会場:文京区民センター
「産むことを奪われた優生手術からの人権回復をめざして-日弁連人権救済申し立てとCEDAW勧告を受けて」

■2016年5月13日(金)
大阪府
会場:関西大学 (人権問題研究室研究学習会)
*公開学習会ではありませんが参加希望の方は加納恵子(keiko@kansai-u.ac.jp)までご相談ください。

「女性差別撤廃委員会日本政府審査傍聴&ロビーイング活動報告会 In 関西大学
障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!」

■2016年5月7日(土)
13:30~16:30
兵庫県
会場:神戸市勤労会館会議室
「女性差別撤廃委員会日本政府審査傍聴&ロビーイング活動報告会 In 神戸
障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!」

■日時:2016年3月21日(月・祝)14時~17時
場所:ハートピア京都 第5会議室(〒604-0874 京都府京都市 中京区清水町375)

JCLU 第22回久保田シンポジウム 障害のある女性の複合差別と人権条約

■日時:2015年12月19日(土)13:30~16:30(13:00受付開始)
■場所:専修大学神田キャンパス5号館551教室(東京都千代田区神田神保町3-8)
<パネリスト>
臼井 久実子氏(DPI女性障害者ネットワーク)
岡村 和美氏(法務省人権擁護局長)
棟居 快行氏(大阪大学名誉教授、元障害者政策委員会差別禁止部会部会長)
林 陽子氏(弁護士、JCLU会員、女性差別撤廃委員会委員長)
<モデレーター>
出口かおり氏(弁護士、JCLU会員)
※事前申込み不要、参加費無料 PC文字通訳あり
参加にあたり、情報アクセス保障等についてご希望があるかたは、主催者までご連絡ください。

障害女性がジュネーブに飛んだ!報告会

京都と神戸で、報告会を開きます。関西地区のみなさま、ふるってご参加ください。
「女性差別撤廃委員会(CEDAW)ロビーイング活動報告会
障害女性がジュネーブに飛んだ!In京都、In神戸」
いずれも事前参加申込み 不要 参加費 無料です。
ただし、情報アクセス保障(手話通訳・PCテイク・電子データ・点字等)のニーズをおもちのかたは、
各問い合わせ先、担当まで、できれば早めにご相談ください。

<In 京都>
日時:2015年12月11日(金)13:00~15:00
場所:ハートピア京都」 第5会議室

<In 神戸>
日時:2015年12月11日(金)18:00~20:00
場所:神戸市勤労会館(地図裏面) 407号会議室

国連審査とマイノリティ女性2015 知らんかったら、変われへん

■日時:2015年11月28日(土)午後13:30~16:50
■場所:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
※次のサービスが必要な方は実行委員会事務局までご連絡ください。(締切:11月18日)
パソコンテイク、手話通訳、点字資料、一時保育 (1歳児より)
▽主催:シンポジウム「国連審査とマイノリティ女性2015」実行委員会
チラシはヒューライツ大阪のウェブサイトからダウンロードできます。